シンプラル法律事務所
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論点の整理です(随時増やしていく予定です。)
T 議論を読む | ||
■ | ■序論 | |
論理の力とは思考を表現する力、あるいは表現された試行をきちんと読み解く力。 | ||
■ | ■第1章 接続表現に注意する | |
● | ●1.1 接続表現に対する感度チェック | |
「A。しかし、B」の場合、主張したい度合いは「A≦B」 「A>B」⇒「しかし」ではなく「ただし」 |
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● | ●1.2 基本的な接続表現 | |
並記⇒「付加」⇒「そして」(「しかも」「むしろ」)(+) 「理由」⇒「なぜなら」(←) 「例示」⇒「たとえば」(=) 「転換」⇒「しかし」 「解説」⇒「すなわち」「つまり」(=) 「帰結」⇒「だから」「したがって」「それゆえ」(→) 副次的なものの「補足」⇒「ただし」(+) |
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● | ●1.3 「付加」なのか「転換」なのか「補足」なのか | |
@付加(「そして」)・A転換(「しかし」)・B補足(「ただし」)で 主張の方向が変化しない⇒@付加 主張の方向が変化⇒ 変化後の主張がいいたいこと⇒A転換 変化後の主張は副次的⇒B補足 |
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● | ●1.4 付加二題 | |
「A。だからC」と主張し、さらに、「B。だからますますC」とたたみかけるような付加の構造 「累加」⇒「しかも」 |
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否定的主張に肯定的主張を付加する接続表現 「むしろ」 |
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● | ●1.5 基本トレーニング | |
「解説」⇒@「すなわち」A「つまり」 A「つまり」は「けっきょくどういうことを言いたいかと言えば」という感じがあり、しばしば結論を導くときに用いられる。 |
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「心臓病」とい具体例⇒例示(「たとえば」) | ||
@「主張の方向」を見定める。 A「主張の軽重」も見積もる。 |
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● | ●1.6 実践トレーニング | |
順序をひっくり返す。 「すなわち」(解説)はほぼ同じ内容の言い換え⇒ひっくり返しても成り立ちやすい。 「そして」「しかも」(付加)も、順序をひっくり返すことがそれほど無理なくできる。 ひっくりかえすと奇妙になる⇒「言い換え」や「付加」ではない⇒「なぜなら」(理由) |
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■ | ■第2章 議論の骨格をつかまえる | |
大事なことは議論の骨組みをつかまえること。 まず議論の幹を押さえ、そこから枝葉を茂らせていくのであり、逆ではない。 |
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解説:A=B 根拠:A⇒B(A。だから、B) 付加:A+B 転換: (A.しかし、B) |
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● | ●2.1 解説・根拠・付加・転換 | |
● | ●2.2 議論ユニット | |
〇 | @解説(=)と根拠(⇒)をまとめて主張提示文をマークする。 A主張提示文を付加(+)ないし転換( )の関係で接続する。 |
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〇 | 主張提示文の取り出し方: @AとBが解説(A=B)の関係にあるとき、それは内容的にはひとまとまりとなる。 ⇒AかBのいずれか、より内容をコンパクトかつ的確に表現している方を主張提示文となる。 AAがBの理由を与えているとき(A⇒B)、基本的に言いたいことはBであり、Aはその正当化のために使われている。 ⇒主張提示文としてBを取り出す。 |
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根拠 ↓ 主張提示文=解説 〜 主張提示文を正面に向けた建物が並んでいて、その建物の中には、その主張に対する解説と根拠が納まっている。 |
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「A→B」のような理由・帰結関係にあるとき、つねに言いたいことがBの方にあるわけではない。 「B。なぜなら、A」のように述べられ、言いたいことが理由のAの方にある場合もある。 Bに言いたいこと⇒「論証型ユニット」 Aに言いたいこと⇒「解明型ユニット」(⇒「主張提示文」というより「問題提示文」) |
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解明型ユニットの場合: 問題提示文 ↓ 理由(主張)=解説 |
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〇 | ユニットとなる建物を見たならば、次は建物の配置、それらユニット相互の接続関係: @同方向の主張が付加(A+B) A主張の方向が転換(A B) |
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● | ●2.3 主張提示文を取り出す | |
● | ●2.4 実践トレーニング | |
U 論証する (p79) | ||
■ | ■第3章 論証とはどのようなものか | |
ある前提Aから、Aとは違うBを結論する。 それが論証のもつ力でありきわどさである。 |
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前提から結論へのジャンプの幅が 小さい⇒論証は生産力を失う 大きい⇒説得力を失う。 ⇒ ジャンプの幅を見切ることが大切。 |
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● | ●3.1 根拠と導出 | |
A・・・根拠 ↓ 導出 B・・・結論 〜 @正しい根拠からA正しい導出によってB結論が出されるとき、その論証は正しいものとなる。 |
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● | ●3.2 論証図 | |
◎ | (1)単純な論証 A→B (2)論証の連鎖 A→B→C |
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(3)結合論証 〜複数の主張が(それぞれ単独では根拠としての力をもたず)組み合わされて初めてひとつの根拠を形成している場合 A+B→C |
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(4)合流論証 〜複数の主張が単独でも根拠として働き、それゆえ複数の根拠がひとつの結論を支えている場合 A→C B→C |
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◎ | 論証の構造をつかまえるには、まず結論を押さえ、その結論の直接の根拠を探すのがよい。そして、さらにその根拠となる主張に対しても何か根拠が定時されているかどうかをチェックし、あればその根拠をきちんととらえる。この手順をくりかえしていく。 〜 結論から根拠をさかのぼっていく。 |
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● | ●3.3 演繹と推測 | |
演繹:根拠とされる主張を認めたならば結論も必ず認めねばならないような決定的な力を期待されている導出(=必ず結論が生じる) 推測:ある事実をもとに、それを説明するような仮説を提案するタイプの導出(=その結論に至らない可能性は残されている) |
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● | ●練習問題 | |
■ | ■第4章 演繹の正しさ・推論の適切さ | |
● | ●4.1逆は必ずしも真ならず | |
条件文:A→B 逆:B→A 裏:Aでない→Bでない 対偶:Bでない→Aでない |
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条件文と同じ意味になるのは対偶 | ||
● | ●4.2 「のみ」の話 | |
AのときだけB=BならばA=「AならばB」の逆 | ||
● | ●4.3 まちがった演繹 | |
● | ●4.4 隠れた前提 | |
● | ●4.5 推測の構造 | |
推測:あることがらを証拠として、それをもとにそのことがらをうまく説明してくれるような仮説を形成するタイプの導出 | ||
■ | ■第5章 論証を批判的にとらえる | |